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2022年2月号【vol.104】(2022年1月4日発行)
サラサーテvol.104表紙
 ●表紙&Artist Close-up 飯森範親(指揮)&日本センチュリー交響楽団
 今号は、日本センチュリー交響楽団とその首席指揮者を務める飯森範親の話題です。
 2021年、楽壇で大きな話題のひとつになったのが、日本センチュリー交響楽団の交響曲《獺祭》のコンサートでした。
 世界に通じる日本酒ブランド「獺祭」を生み出した山口県の旭酒造の現会長、桜井博志氏は2021年7月、日本センチュリー交響楽団の理事長に就任しました。桜井氏の知り合いであったのが飯森。クラシックに惹かれて10年ほどの桜井氏を、オーケストラの理事にし、理事長へと就任させるまでには、飯森とオーケストラ事務局、楽団長らとのドラマがありました。
 そもそも大阪府のオーケストラとして創設され、その大阪府に資金援助を経たれたオーケストラが、どうやって存続を計り、また新たな発展を目指して改革を続けているのか。
 まだコロナ禍は冷めやらず、苦難の道は続いていますが、確かな新しい道を歩もうとしています。一地方オーケストラの涙と笑いのドラマを今明かします。
【特集】舞台で"あがらない"ために

イラスト:村野千草
 「時間をかけて入念に準備をしたのだから、舞台ではその成果を充分に発揮したい、楽しみたい。それなのにあがってしまって上手くいかなかった」という経験は誰にでもあると思います。
 コロナ禍において、舞台に立つことは以前にも増して貴重なものとなりました。
 だからこそなおさら、本番までにできる限りの準備をしておきたい、という読者も多いのではないでしょうか。ライヴと同時にウェブ配信が主流となり、あがるようになってしまった、という人もいるかもしれません。
 この特集では、本誌でお馴染みの森元志乃がそもそも「緊張する・あがるとはどういうことなのか?」そのメカニズムを解明した上で、舞台でのあがりの克服法を伝授。

歩き方コンサルタント
篠田洋江の指導を受ける
ヴァイオリニスト中川理子
 ヴァイオリニストの水谷晃は、事前にサラサーテ公式ツイッターにて募集した質問に自身の経験を元にアドバイスをくれました。
 舞台での立ち居振る舞いがままならないと、これもまたあがる原因となりますが、歩き方コンサルタントの篠田洋江が舞台で映える歩き方を指導してくれました。
 東京藝術大学で「演奏身体論」を指導するチェリストの福富祥子は緊張した時の身体の変化を明らかにした上で、内面をもほぐすセルフトレーニングを紹介。
 ヴァイオリン指導者の西谷国登にはあがりを防ぐための具体策と練習法を聞きました。
 チェリストの盒極稷子は自身が日頃行っている本番前の準備と練習法を紹介。
 英国王立音楽院に留学中のヴァイオリニスト原田真帆は、イギリスの教育事情がどのように舞台でのあがりに影響し、日本との違いを見せているかを紹介。指揮者の安斎拓志は、大学オーケストラでコンサートマスターを務めていた頃に体験した「あがりの克服」について話してくれました。
 あがる原因も人それぞれ。さまざまな対処法から自分に合ったものを見つけてください!

あがりを防ぐ具体策と練習法を伝授してくれた西谷国登のレッスン風景
クレモナのコンテンポラリー製作家 ジョルジョ・スコラーリ
 クレモナ弦楽器製作協会所属の製作家と楽器を紹介する連載です。
 第4回はジョルジョ・スコラーリ。クレモナ弦楽器製作者協会の会長も務めた、現在クレモナで最も影響力を持つマエストロのひとりです。
 1952年、クレモナ郊外のカザルブッターノ生まれの彼は、クレモナ国際ヴァイオリン製作学校でピエトロ・ズガラボットとジョ・バッタ・モラッシーに師事しました。彼の新作のチェロは世界遺産に認定された「クレモナの弦楽器職人たち」の正統を引き継いだ、現代を代表し得る極上の弦楽器です。
レザーウッド ビスポーク"コンチェルト"
 開発者のソリストとしての経験をもとに作られた松脂、レザーウッド ビスポーク"コンチェルト"。その使い心地をヴァイオリニストの木嶋真優と吉田南に聞きました。
アーティストインタビュー
 巷ではショパン国際ピアノコンクールで第2位に入賞した反田恭平がさまざまなメディアに取り上げられて話題になっていますが、今年の日本人のクラシック界での活躍は彼のみのことではありません。他にもさまざまな吉報が届けられました。
 上野通明は難関であまり1位が出ないことで知られるジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門で、日本人として初の優勝の栄誉を得ました。彼はケルンに留学中ですが、年末年初は日本で演奏活動をしています。
 また国際コンクールとして第1回を刻んだ、パウル・ヒンデミット国際ヴィオラコンクールではミュンヘン在住の湯浅江美子が第1位になりました。彼女とはZoomでインタビューしました。
 また2021年9月にクレモナで行われたトリエンナーレ国際弦楽器製作コンクールチェロ部門で根本和音が第1位、モンドムジカ賞等を得ました。同コンクールで日本人が1位を獲得したのは、39年ぶりの快挙です。
最新欧州レポート
 オランダ在住の音楽ライター安田真子から最新ニュースが届きました。
 同門の名チェリストふたり、マリオ・ブルネロとジョヴァンニ・ソッリマが10月〜11月にデュオでイタリアツアーを行いました。ヴェルディやストラヴィンスキー、ソッリマの作品から、アンコールの《ボヘミアン。ラプソディ》までエキサイティングな演奏が繰り広げられました。
 またチェロの祭典、第9回チェロ・ビエンナーレ・アムステルダムを1年後に控え「スニーク・プレビューコンサート」が開かれました。
 同芸術監督を務めるマーテン・モスタートによるテーマ発表、ヨハネス・モーザーやジャン・ギアン=ケラスの演奏なども行われ、22年10月への期待を高めました。

ブルネロとソッリマがタッグを組み、ユニークな大御所デュオが誕生 ©Guido Mario Pavesi


第1回ビエンナーレから参加し、絶大な人気を誇るジャン=ギアン・ケラス ©Veerle Bastiaanssen
★連載・記事★
●新シリーズ 森元志乃の「ヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!・3」
 「スケールを弾いてレベルアップする」を経て今号から開始したこのシリーズでは「奏法について〜運弓法を中心に」と題し、ヴァイオリンのさまざまな奏法を整理。
 その上で一つひとつの奏法の成り立ちや弾き方を取り上げていく。

●小幡谷英一「木の話」
 アマティ一族、ストラディバリたちが作った弦楽器が今なお活躍している。
 その秘密の一端に、木という素材そのものの経年変化があるかもしれない。
 科学者から見た木の変化についての解説を3回にわたって掲載。第2回は木材の「枯らし」について考える。

●老舗弦楽器専門店の工房から・2
 弦楽器専門店の老舗・文京楽器。製作者としても評価の高い敏腕・堀酉基社長による連載。
 2ndシリーズ「ヴァイオリン鑑定入門」、第6回は「象嵌と縁周りの仕上げを味わう」。

●最終回 荒井里桜「ジャニーヌ・ヤンセンに憧れて」
 スイス・ローザンヌ高等音楽院にて、ジャニーヌ・ヤンセンもと学んでいるヴァイオリニスト荒井里桜が留学生活を綴る。
 第6回は「海外オーケストラとの初共演、そして将来の夢」。

  ●柏木真樹「ヴァイオリン習得術革命 〜誤った常識を打ち破れ」
 これまで当たり前に行ってきたヴァイオリンの練習方法に誤りはないか? ヴァイオリン指導者の柏木真樹が、骨や筋肉などの身体の仕組みから、効果的な演奏方法を考察する。
 今回から6回にわたり大人向けの全く新しいヴァイオリン習得術を掲載する。

●「低音ジャーナル」
 指揮者でコントラバス奏者の曽我大介が、ボッテジーニが弾いたテストーレの名器について綴る。

●グスタフのCDぶらり旅
 今号取り上げるのは、ヴィオラとコントラバスとの現代曲が収録されたCD「バック・トゥ・ストックホーム」。
 ストックホルムにゆかりのある20〜21世紀の作曲家の作品集を紹介。

●加藤正幸の「BassQ→A! HYPER弓付の極意」
 今回は読者から寄せられた、ピッツィカートについてのお悩みに答える。
 (このシリーズでは、皆さんからのお悩みを募集しています。巻末の綴じ込みハガキにてお寄せください。)

●森武大和の「ウィーン コントラバシスト演奏日記」
 オーストリア・ウィーン放送交響楽団での演奏家としての日々を語る。
 第19回は「歓迎します! 女性演奏家」。欧米諸国の女性演奏家の地位を向上させる動きについて綴る。

●白瀬ゆり「こどものおけいこ」
 子どもにヴァイオリンを習わせたいけれど、楽器はどう選ぶ?自宅での練習はどのくらいしたら良いの?子どものおけいこヴァイオリンについて、ヴァイオリン教師の白瀬ゆりが解説していく。
 第7回は「身体を触る、動かす」。ヴァイオリンを習得するために必要な身体各部名称の覚え方や動かし方について取り上げる。

●「遠藤紀代子の一筆エッセイ」
 ヴァイオリニストで指導者の遠藤紀代子が、日々感じたことを綴る一筆エッセイ。
 今号は、テレマンの無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲にまつわる話題。

●田原綾子のすばらしいヴィオリストたち
 東京音楽コンクールで優勝し、リサイタル室内楽でも活躍する若きヴィオリストの田原綾子。パリ・エコールノルマル音楽院を経て、デトモルト音楽大学にてファイト・ヘルテンシュタインのもとで学ぶ。
 コロナ禍、日独の行き来の難しい日々の中で、これまで出会った「すばらしいヴィオリストたち」を紹介ししていく。
 第6回は田原が現在師事しているファイト・ヘルテンシュタイン。

●鈴木康浩の「ヴィオラのオーケストラスタディ」
 読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者、鈴木康浩による「ヴィオラのオーケストラスタディ」。
 今号の課題はマーラーの交響曲第9番第1、2楽章〈前編〉。

●黒川正三の「オーケストラの魅力と技術」
 「チェリストのための基礎講座」の新シリーズ。オーケストラを演奏するノウハウと、その楽しさについて語る。
 第13回はロッシーニの代表作、歌劇《セヴィリアの理髪師》序曲。

●チェリスト長谷川陽子の「今日ものんびりチェロ日和」
 人気チェリスト長谷川陽子新シリーズ。チェロとともに過ごす日常を綴る。
 第4回は「失敗から学ぶ演奏家の"旅力"」と題し、演奏旅行の必需品を紹介。


伊藤悠貴(Vc)
●倶楽部チェロ
 独奏から六重奏まで、一人6役をこなし収録したというチェロアンサンブルのCD「アダージョ〜孤独のアンサンブル〜」をリリースして話題となった伊藤悠貴にインタビュー。CDに込めた思いを聞いた。

●宮田大の「チェロ・ソナタ 聴かせどころ聴きどころ」
 人気実力共に抜群のチェリスト宮田大がチェロ・ソナタを解説。 弾き方だけではなく、聴きどころも紹介していく。
 第10回はフランクのチェロ・ソナタ第3楽章を取り上げる。


三井住友海上しらかわホールで演奏する宮田大
●カフェ・ド・室内楽(特別編)
2021年4月号に登場したクァルテット・インテグラがバルトーク国際コンクールの弦楽四重奏部門にて優勝。インテグラのメンバーと、日本人審査員の尾池亜美、そしてセミファイナルの課題曲を作曲した岡本伸介に話を聞いた。インタビュアーは音楽ジャーナリストの渡辺和。

●志村寿一の「身体と音楽との調和」
 身体と楽器との良い関係について取り上げている。
 今号のテーマは「近代的奏法6」、「音楽的な呼吸」と「生理的な呼吸」。

●がんばれ、オーケストラ!!
 第8回は新音楽監督の沼尻竜典と共に神奈川県の広域オーケストラの存在感を強める神奈川フィルハーモニー管弦楽団を取材。

●川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」
 ヴァイオリニスト川畠成道が演奏活動の日々を綴るエッセイ。
 今号のテーマは「表現や観賞方法に正解がないことが、クラシックがずっと愛され続ける理由」。

●アマチュアオーケストラを訪ねて
 創立50周年を迎えた岩手県民オーケストラ。
 結成の経緯から、現在の活動状況、コロナ禍の中での創意工夫について聞いた。

●TOPICS、レポート 他
 睫斫曄校劵凜.ぅリン・リサイタル、日本人・女性弦楽器製作家の時代、シーボルトピアノ(熊谷美術館所蔵)、楽器・弓と演奏者を結ぶサービスDUCAL(デュカル)、映画『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』、映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』、礒絵里子(Vn)&河野智美(Gt)によるデュオ・パッショーネ始動、澤菜穂子(Vn)インタビュー、藤原秀章(Vc)インタビュー、コンサートレポートなどを掲載。
巻末楽譜
アヴェ・マリア(弦楽四重奏版)作曲/バッハ グノー 編曲/松原幸広
北風小僧の寒太郎(弦楽四重奏版)作曲/福田和禾子 編曲/松原幸広
読者プレゼント
曽我大介の著書「ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。(集英社・刊)」(2名様)
倶楽部チェロに登場したチェリスト伊藤悠貴のCD「アダージョ〜孤独のアンサンブル〜(サイン入り)KICC-1587」(1名様)
bamプロテクティブ・フェイスマスク・白色(2名様)をプレゼント。
104号の綴じ込みはがきにてご応募ください。
★★『サラサーテ』104号(せきれい社刊)は書店・楽器楽譜店などにて販売。
Amazonでもお買い求めいただけます。★★
アーティストインタビュー
上野通明(Vc)

湯浅江美子(Va)
©Yukiko Shibuya

根本和音(弦楽器製作家)
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2022年4月号【vol.105】(2022年3月2日発行)
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