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2022年4月号【vol.105】(2022年3月2日発行)
サラサーテvol.105表紙
●表紙&Artist Close-up 田原綾子(ヴィオラ)
 今号は、ヴィオラ奏者の田原綾子です。
 まだ20代の彼女ですが、ヴィオリストとしてさまざまな室内楽やオーケストラの首席としても引っ張りだこの彼女。5歳からヴァイオリンを始めた彼女がヴィオラに転向したのは桐朋高校音楽科時代。
 今もカルテットを組む、毛利文香、山根一仁、上野通明と室内楽をやるためでした。故岡田伸夫に師事して大きな花が開きました。
 桐朋音楽大学を卒業後は、パリのエコール・ノルマル音楽院でブルーノ・パスキエに師事。現在はドイツ・デトモルト音楽大学でファイト・ヘルテンシュタインに学んでいますが、2020年3月からコロナ禍のためにドイツには渡航できていません。
 今夏には去年あるはずだった修了試験を受けるためにドイツに行く予定です。その後は日本で活動しながら次のステップを模索するということです。「ヴィオラが本当に好き」でヴィオラの魅力を聴衆に伝えるために演奏しているという彼女の現在(いま)と将来の夢を聴きました。
【特集】ピアノと弾こう!
 弦楽器、特にヴァイオリンは旋律楽器であり、基本メロディを弾きます。
 オーケストラやアンサンブル団体に参加しておらず、ひとりで練習しているアマチュアの方は、せいぜい発表会の時にしかピアノと共演することがなかったりしますね。
 ですが、無伴奏作品は別物として、通常最小限でもピアノと弾くことで多くの楽曲は完成されています。作曲家は単なる伴奏を付けているわけではないのです。
 今回はピアノとのデュオを中心に、“伴奏”という言葉では片付けられない、デュオの醍醐味の話や実践テクニック、名演奏家の逸話などを紹介します。この特集を読んだら、さぁ、「ピアノと弾こう!」。
 長谷川陽子&松本和将「ベート―ヴェンのチェロ・ソナタ」/諸田由里子「アンサンブルを楽しむために」/清水和音「ソロは辛し、アンサンブルは楽し」/酒井茜「私の共演したマエストロ&マエストラ」/弦楽器奏者との共演が多いピアニスト(萩谷由喜子)/弦楽器の純正律とは?(山崎千晶)/林そよかのデュオに恋して/ピアノとの合わせ方・楽しみ方(白瀬ゆり)/アンサンブルは思いやりが大事(橋本洋)/楽器店が教えるピアノと弾くメリット

松本和将(Pf)、長谷川陽子(Vc)
クレモナのコンテンポラリー製作家 高橋修一
 クレモナ弦楽器製作協会所属の製作家と楽器を紹介する連載です。
 第5回はクレモナ在住24年の日本人製作家、高橋修一です。
 彼は1998年にクレモナに渡りステファノ・コニアに師事しました。2005年に同地で工房を開業しました。
 もともとヴァイオリンの弾き手だった彼は「弾き手目線で楽器を作りたい」と語ります。またクレモナの製作者と日本のプレイヤーの架け橋になるための活動もしています。
STAGE PICK UP
 年が明けて間もない1月6日、東京が大雪に見舞われた日にユニークなコンサートが行われました。
 浮世絵を高度なデジタルマッピングで360度、1,100屬魃曚┐訛膓間に展開させ、フランスで大ヒットした「浮世絵劇場」。その空間にオーケストラを置いて、聴衆が回遊しながら浮世絵と音楽を同時に楽しむという前代未聞の試みです。
 この企画に賛同したのが東京交響楽団と、その正指揮者原田慶太楼。原田は選曲と編曲まで自分でこなして臨みました。

原田慶太楼指揮、東京交響楽団の演奏で実現した「浮世絵劇場」
最新欧州レポート
 オランダ在住の音楽ライター安田真子から最新ニュース。
 新株のコロナが再拡大してしまったオランダ。アムステルダム弦楽四重奏ビエンナーレは中止を余儀なくされました。しかし、その後ホールの収容人数三分の一までOKと規制が緩和されたため、3公演の「ミニ・ビエンナーレ」が行われることになりました。その模様をレポートします。

ダネル弦楽四重奏団
アーティストインタビュー
 大分の県立高校から現役でアメリカ・ハーヴァード大学に入学したことで話題になった廣津留すみれ。実は幼少からヴァイオリンも学んでいて、高校1年生でイタリアのイブラ国際音楽コンクールでグランプリを受賞しています。
 そして、ハーヴァード卒業後はジュリアード音楽院で学び、首席で修了。その彼女の演奏はニューヨークが拠点であったため、あまり日本では知られていませんでしたが、コロナのために帰国中。やはりコロナで来日できなくなったジョセフ・リンの代役で、協奏曲の弾き振りを昨年9月に披露しました。
 その時の録音が2月に国内初CDとしてリリースされました。
 会田莉凡は2012年桐朋学園音楽大学在学中に日本音楽コンクールで第1位になるなどソロでも活躍していますが、若い時から小澤征爾の指揮するオーケストラでコンサートマスターを務めるなど、オーケストラでの活躍も目立っていました。
 その彼女は、20年から京都市交響楽団の特別客演コンサートマスターになっていますが、この4月からは札幌交響楽団のコンサートマスターも兼任することになりました。
 ふたつのオーケストラの違い、オーケストラの魅力について語りました。
 仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門が5月21日〜6月5日の日程で開催されます。
 3年毎のこのコンクール、幸運にもコロナの影響をまったく受けず当初の予定通り行われます。
 2月15日には、135名の応募者から映像による予備審査で、43名の出場者が発表されました。審査委員長である堀米ゆず子に、ブリュッセルとZoomを結んで、今回のコンクールの審査のポイントを聞きました。
★連載・記事★
●【新連載】水野優也「ブダペストでチェロを学ぶ」
 今号から、ハンガリー・ブダペストのリスト音楽院でミクローシュ・ペレーニにチェロを学んでいます水野優也による留学記連載が始まりました。ご期待ください!


水野優也(Vc)
●小幡谷英一「木の話」
 アマティ一族、ストラディバリたちが作った弦楽器が今なお活躍している。
 その秘密の一端に、木という素材そのものの経年変化があるかもしれない。 科学者から見た木の変化についての解説。第3回は「弾き込むと楽器の音が良くなる」は本当か?

●老舗弦楽器専門店の工房から・2
 弦楽器専門店の老舗・文京楽器。製作者としても評価の高い敏腕・堀酉基社長による連載。
 2ndシリーズ「ヴァイオリン鑑定入門」、第7回は「スクロール(渦巻)の美意識を理解する」。

●柏木真樹「ヴァイオリン習得術革命 〜誤った常識を打ち破れ」
 これまで当たり前に行ってきたヴァイオリンの練習方法に誤りはないか?ヴァイオリン指導者の柏木真樹が、骨や筋肉などの身体の仕組みから、効果的な演奏方法を考察する。
 「大人向け全く新しいアプローチ」の2回目。

●「低音ジャーナル」
 ボッテジーニ生誕200年を記念して課題曲を前曲ボッテジーニで開催される国際コントラバス・コンクール(10月10日〜16日 イタリア・クレマ市内)を紹介。

●グスタフのCDぶらり旅
 今号取り上げるのはアントニオ・スコントリーノ作曲、イタリアオペラから題材を取った9曲の幻想曲が入った「オペラの花束〜コントラバスとピアノのための幻想曲集」。
 演奏はイタリア国立放送交響楽団首席コントラバス奏者、ニコラ・マラグジーニ。

●加藤正幸の「BassQ→A! HYPER弓付の極意」
 今回はワーグナーの歌劇《タンホイザー》序曲を取り上げる。

●森武大和の「ウィーン コントラバシスト演奏日記」
 オーストリア・ウィーン放送交響楽団での演奏家としての日々を語る。
 第20回は「“日本のステマネ文化”をヨーロッパに輸入したい」。

●森元志乃の「ヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!・3」
 「スケールを弾いてレベルアップする」を経て今号から開始したこのシリーズでは「奏法について〜運弓法を中心に」と題し、ヴァイオリンのさまざまな奏法を整理。
 その上で一つひとつの奏法の成り立ちや弾き方を取り上げていく。第2回は「歴史の中のエチュード」。

●白瀬ゆり「こどものおけいこ」
 子どもにヴァイオリンを習わせたいけれど、楽器はどう選ぶ?自宅での練習はどのくらいしたら良いの?
 子どものおけいこヴァイオリンについて、ヴァイオリン教師の白瀬ゆりが解説していく。
 第8回は「細かく動かす」。前号では大きく身体を動かしたが、今号では小さな動きについて取り上げる。

●「遠藤紀代子の一筆エッセイ」
 ヴァイオリニストで指導者の遠藤紀代子が、日々感じたことを綴る一筆エッセイ。
 今号は、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソにまつわる話題。

●田原綾子のすばらしいヴィオリストたち
 東京音楽コンクールで優勝し、リサイタル室内楽でも活躍する若きヴィオリストの田原綾子。
 パリ・エコールノルマル音楽院を経て、デトモルト音楽大学にてファイト・ヘルテンシュタインのもとで学ぶ。
 コロナ禍、日独の行き来の難しい日々の中で、これまで出会った「すばらしいヴィオリストたち」を紹介ししていく。 第7回はヴィオリストをソリストにしたパイオニア、ウィリアム・プリムローズ。

●最終回・鈴木康浩の「ヴィオラのオーケストラスタディ」
 読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者、鈴木康浩による「ヴィオラのオーケストラスタディ」。
 今号の課題はマーラーの交響曲第9番第3、4楽章〈後編〉。

●黒川正三の「オーケストラの魅力と技術」
 「チェリストのための基礎講座」の新シリーズ。
 オーケストラを演奏するノウハウと、その楽しさについて語る。第14回はチャイコフスキーの《弦楽セレナーデ》前編。

●チェリスト長谷川陽子の「今日ものんびりチェロ日和」
 人気チェリスト長谷川陽子新シリーズ。チェロとともに過ごす日常を綴る。
 第5回は前号に続き演奏旅行の話題。「コンサートは起きた瞬間から始まる」。

●宮田大の「チェロ・ソナタ 聴かせどころ聴きどころ」
 人気実力共に抜群のチェリスト宮田大がチェロ・ソナタを解説。
 弾き方だけではなく、聴きどころも紹介していく。第11回はフランクのチェロ・ソナタ第4楽章を取り上げる。

●カフェ・ド・室内楽
 クァルテット・エクセルシオのチェリスト大友肇が5年がかりで取り組んだJ・S・バッハの無伴奏チェロ組曲の録音。
 弦楽四重奏の専門家とも言える大友がこの作品に挑んだその理由を聞いた。インタビュアーは音楽ジャーナリストの渡辺和。

●志村寿一の「身体と音楽との調和」
 身体と楽器との良い関係について取り上げている。
 今号のテーマは「楽器の演奏を通して“自然”を取り戻す」。

●がんばれ、オーケストラ!!
 第9回は「日本一の地方オーケストラ」を目指す、群馬交響楽団の薮原博専務理事に話を聞いた。
 インタビュアーは音楽ジャーナリストの池田卓夫。

●川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」
 ヴァイオリニスト川畠成道が演奏活動の日々を綴るエッセイ。
 今号のテーマは「時間をつかさどる力」について取り上げる。

●アマチュアオーケストラを訪ねて
 古都・鎌倉で活動を続け、来年創立60周年を迎える鎌倉交響楽団を取材。
 地元に根付いた演奏活動について話を聞いた。

●TOPICS、レポート 他
 別府アルゲリッチ音楽祭、映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』、宮崎国際音楽祭、調布音楽祭、日本チェロ協会主催・チェロの日
読者プレゼント
 ドミナント ヴァイオリン・ヴィオラ用松脂(1名様)
 CD「癒しのチェロ〜ジブリ・ベスト」林はるか(Vc)
 林そよか(Pf)サイン入り(1名様)
 ソレア弦 ヴァイオリン用(1名様)。
 105号の綴じ込みはがきにてご応募ください。

★★『サラサーテ』105号(せきれい社刊)は書店・楽器楽譜店などにて販売。
Amazonでもお買い求めいただけます。★★
アーティストインタビュー
廣津留すみれ(Vn)

会田莉凡(Vn) ©三浦興一

堀米ゆず子(Vn)
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