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テール・ピース
テール・ピース
- テールピースは、楽器パーツの中で最も装飾的要素が多い。
- 細かい彫刻が施されているものもあるが、音にはほとんど関係がないので、好みで選んでも良いだろう。
- 変わったものでは、弓に使われるフェルナンブコで作られたものもある。長さもいろいろあるので、楽器の特性に合うものを選ぶようにしよう。
- 楽器の美観を整える意味もあり、ペグ(糸巻き)とテールピース(緒止め)はあご当てと同じ材質にするのが基本だ。
- もちろん絶対というわけではないので、無理にこだわる必要はない。
ペグ
- ペグには、真ん中がふくらんでいるもの、平らなもの、くぼんでいるものなどいろいろな形状のものがあるが、ふくらんでいるタイプは汗をかいている時など、動かしにくい場合もある。
- チューニングの際にペグを細かく動かしていると、ペグが摩耗したり、ペグ・ボックスの穴が少しずつ変形してくることがある。
- このようにペグ・ボックスの穴とペグが合わなくなり、がたついてくると、ペグがきちんと止まらずに正しいチューニングができなくなる原因になる。
- ペグ・コンポジション(※)を使って動きを良くしたり、きちんと止まるようにすることもできるが、思い切って加工精度の良いペグに交換するのも一つの方法だ。
- また、ペグ・ボックス側に問題がある時は、一度穴を埋めて開け直すこともある。