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あごあての選びかた
- あご当ては、楽器を買うと必ずついてくるのでそのまま使い続ける人が多いが、実はこれがあごにフィットしていないためにうまく弾くことができないということもある。
- 材質や形状につい目がいってしまうが、それにとらわれずに、まずはフィット感を追求しよう。
- 肩当てとの組み合わせもあるが、あごと肩で力を込めて楽器をはさんでいる状態は正しくない。
- 力を入れずに無理な姿勢にならないように、それでいて自由に動ける状態になるようなものを選ぶようにしよう。
- あご当ては自分で取りはずしができないため、肩当てのように簡単に試すわけにはいかないが、ショップで相談してみよう。
- 似たような形状でも、へりの高さが違うものがあり、微妙な違いであごにフィットしない場合がある。
- 初心者はまだ楽器の構え方が定まっていないので、この段階で交換する必要はないだろうが、構えが落ちついてきても違和感を感じるようであれば、正しい姿勢を先生に見てもらいながらあご当てを選ぶのも一つの方法だ。
- あご当ては主にボックス・ウッド(柘植)、ローズ・ウッド(紫檀)、エボニー(黒檀)の3種類が使われる。
- 色や木目は好みで選べば良いが、見た目ではローズ・ウッドが人気があるようだ。
- 堅い材質では堅い音質になるという傾向があるが、それが良い結果になるかどうかは楽器との相性次第。また、重さによっても響きが変わる。
- 形状は、テールピースをまたぐかまたがないかによって大きく変わってくる。
- また、楽器をどう構えるかであご当ての選択も変わってくる。完全にテールピースの上にあごを乗せて構える人は、フレッシュタイプを使うとよいだろう。
- あご当ては、普及品から高級品まで値段の幅も相当ある。楽器とのバランスを考えながら選ぶようにしよう。