2024年12月号【vol.121】（2024年11月1日発行）
サラサーテvol.109表紙
●表紙＆Artist Close-up 上村文乃
　今月号の表紙・ARTIST CLOSE-UPにはチェリストの上村文乃がゴージャスに登場します。

　ソリストとして、オーケストラとのコンチェルト演奏やリサイタルはもとより、国内外での室内楽での演奏も高く評価されている上村。

　モダンチェロだけでなく、バロック楽器を用いた歴史的演奏法にも取り組みBCJの一員としてなど多岐にわたり活躍中です。

　その上村の考え、チェロとのかかわり方や今、などにスポットを当てます。
【特集】チェロで出会う♥
　チェロを弾く−−そのことでさまざまな出会いが待っています。
　またチェロに興味を持ち、チェロの音楽や楽器が好きな人にもそんな出会いが……という視点で集めてみました。
　"たくさんの人"が登場します。

［人］と出会う
〇新倉瞳：さまざまなジャンルの一級奏者たちとの出会いから、演奏の広がり、そしてまたクラシックへと向かう活動の真髄を語る。
〇輝ける新星たち：鳥羽咲音、佐藤桂菜、山本大、清水陽介ら活躍が期待される若手奏者たちをご紹介。
〇G.ソッリマ：常に人と出会い、地球上を動き続けるソッリマの100チェロが2025年、堺に降臨！
〇クァルテット・エクスプロ―チェ：仲間との出会い・楽器との出会いを4人が語る（辻本玲、�睫攘賃澄∋坿果蕁⊃校確嘆陝�


クァルテット・エクスプロ―チェ

アントニオ・メネセスと中木健二
〇追悼 アントニオ・メネセス：愛弟子・中木健二が師の大きさ・実績と人々に与えた影響や自身の音楽とのかかわりを熱く語る。
　また、親しい音楽仲間として最期の時を包んだヴァイオリニスト・堀米ゆず子のエッセイも。

〇プロとアマチュアとの幸せな邂逅：タマーシュ・ヴァルガ（ウィーン・フィル）とアンサンブル・フィルムージカ・トウキョウ

［楽器］と出会う
〇伊藤悠貴：新相棒「テストーレ」との出会いと、楽器店への出会いと信頼などを語る。
〇楽器用アンカーUltima（エンドピンストッパー）：新機軸でプロたちに評価の高い"アンカー"について技術者が紹介

［曲（作曲家）］と出会う
〇長谷川陽子／J・S・バッハ：無伴奏チェロ組曲第1番の〈プレリュード〉と〈ジーグ〉について、無数に同曲を演奏してきた長谷川が、演奏法を語る。
〇北口大輔／J・S・バッハ：《ゴルトベルク変奏曲》について、この曲の魅力と、何故、チェロ独奏版に編曲してまで演奏しようと思ったか等を語る。
Arist Interview
　リー＝エリザベス・ヘッカー（Vc）、ティモシー・リダウト（Va）、金子芽以（Vn）
［特別企画］クレモナ・レポート
　クレモナムジカ、トリエンナーレ弦楽器製作コンクール、スタウファー財団

クレモナレポート_楽器審査0227
［特別企画］バイロイト音楽祭　＊現地取材＊

バイロイト音楽祭
オーケストラピット
©Bayreuther Festspiele
　音楽愛好家なら一度は憧れるワーグナーの聖地バイロイト。

　その歴史ある音楽祭を、ワーグナーの子孫たちともつながりを持つ著者が訪問。

　特別な場であるオーケストラ・ピットの特徴やそこで弾く楽団員たちにインタビュー。

　バイロイトの夏をレポートする。

バイロイト音楽祭_サットマリー一家＆著者と祝祭歌劇場
《レポート》
〇ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門
　豊富な写真で＊現地レポート
〇仙台クラッシックフェスティバル
　ち密な取材と写真、アーティストたちの生の声と演奏をレポ

仙台クラシック_辻彩菜

仙台クラシック_北田千尋
《新連載》
　sources, play what!?（人気ユニットによる新連載。第1回は加賀谷綾太郎）
　人気上昇中のインストルメンタルユニット「sources（ソーシズ）」。
　メンバー3人の輪番連載スタートは、リーダーの加賀谷綾太郎から。
　ソーシズ当初のエピソードや最近のベトナムツアーなどを語る。
レポート
仙台クラシックフェスティバル2024　他
★連載★
★MAROの寺子屋ヴァイオリン塾（篠崎史紀）第9回　「北九州国際音楽祭のこと」
★堀酉基が聞く弦楽器の世界　国際的弦楽器写真家　ヤン・レルマンと
★田原綾子のすばらしい演奏家たち　伊藤恵（ピアニスト）
★チェリスト・黒川正三のハイドン協奏曲
★これが神髄だ！ 間違えない楽器選び
★楽しく弾いて上達するヴァイオリン　柏木真樹　第2回
★クレモナ現代の製作家たち　ダヴィデ・ネグローニ
★遠藤記代子の「一筆エッセイ」
★川畠成道のエッセイ
★志村寿一の身体と音楽の調和
★老舗弦楽器専門店の工房から・4
★低音ジャーナル：「隆太朗が聞く！　（11）」岡本哲史（NYフィルハーモニック奏者）、グスタフのBASSモノ、弓付けの極意、森武大和　fromウィーン　演奏日誌37　「ツアーで知る日本のすばらしさ」

◆室内楽：ザイフト室内楽フェスティバル（オランダ）とアレクサンダー・パヴロフスキー（エルサレムQ）、第50回木曽音楽祭

◆アマチェアオーケストラファイル
◆高校生オーケストラ応援企画
◆NEWS　◆読者の広場　◆プレゼント
巻末楽譜
　葉加瀬太郎：ひまわり（弦楽四重奏+コントラバス）
　プッチーニ：歌劇《ラ・ボエーム》から〈私の名はミミ〉（チェロ二重奏）
読者プレゼント
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特集：チェロで出会う
新倉　瞳
Arist Interview
マリアヘッカー ©Ole-Schwarz

ティモシーリダウト
sources, play what!?
sources加賀谷陵太郎