ヴァイオリン情報館 - 2025年12月号【vol.127】（2025年10月31日発行）

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2025年12月号【vol.127】（2025年10月31日発行）

◆表紙・アーティストクローズアップ：伊藤悠貴＊チェリスト

　親交深い作曲家・指揮者のヨハン・デ・メイ作品の初演、長い間の研究と実践を書き表した著作『ラフマニノフ考』の発行、レコーディング、コンサートと進境著しい彼に話を聞きます。

　2026年4月に開催されるJ・S・バッハの『無伴奏チェロ組曲全曲演奏会に向けての熱い思いなど。多彩な活躍を続ける伊藤の今に迫ります。

【特集】ひたすらチェロ！

◎「東京 MINATO CITY 国際音楽コンクール（チェロ部門）＆ワークショップ」が今年も開催しました。各国から予備予選を通過した精鋭たちが東京・港区に集い、秀逸な演奏を聴かせました。
　セミファイナル～ファイナルの完全レビューと、その様子をレポート、更に審査員や入賞者たちへのインタビューで伝えます。

◎第1部　ソナタの真髄

　活躍中のアーティストが楽曲解説を通じて「チェロ・ソナタ」について語ります。
　新倉瞳／ベートーヴェン：ソナタ第2番 g-moll、黒川正三／フランク（チェロ版） A-dur、ジャン=ギアン・ケラス／コダーイ：無伴奏チェロソナタ作品8、伊藤悠貴／ラフマニノフ：ソナタ g-moll

◎Intermezzo
　J・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第1番の繰り返し・装飾音のコツを海野幹雄が語る。

◎a la carte
　水野優也：プラハの春国際音楽コンクール優勝！
　三宅進：仲間と始めたアンサンブルCELLO12、2026年3月に公演
　長谷川陽子：仙台クラシックフェスで渾身のラフマニノフ演奏
上森祥平：知られざる作曲家の名曲を大阪で演奏　生誕150年記念年にアンリエット・ルニエのソナタを

◎第2部　チェロの小品をレパートリーに

　上村文乃／佐藤晴真／中木健二／伊東裕

◆特別企画　昭和100年、音楽をめぐって

　激動＆64年の長きに亘った「昭和」という時代。
　さまざまな音楽が生まれ、育ち、そして普及してきた。
　その「音楽をめぐって」戦後の復興期から昭和の終結までを、本誌発行人自らが写真とテキストで探求します。

◆巻頭インタビュー

◎ムン・ボハ（Vn）：第9回仙台国際音楽コンクールで最高位を獲得した19歳（当時）の俊英ヴァイオリニスト。
◎TMCIMC入賞者：チョン・ウチャン（第1位）、G・G・ソレール（第2位）、ヨ・ユンス（第3位）らに聞く

◆高校生オーケストラ

福岡県立育徳館中学校・高等学校管弦楽部

◆現地取材

仙台クラシックフェスティヴァル／仙台クラッシックフェスティバル)／クレモナムジカ2025

■連載：技術もの

・﨑谷直人：「音程」の勘どころ［5］　h-moll② 実践編
・MAROの寺子屋ヴァイオリン塾（篠崎史紀）
・これが神髄だ！間違えない楽器選び（神田侑晃）
・無理なく上達する身体の使い方　柏木真樹
・志村寿一の身体と音楽の調和
・ヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!（森元志乃）
・低音ジャーナル：グスタフのBASSモノCDぶらり旅

■連載：エッセイ

・クレモナ現代の製作家たち（26）：ダニエレ・スコラーリ
・田原綾子のすばらしい演奏家たち（15）：高橋アキ
・川畠成道レガート・コンチェルタンテ（108）：クラシック音楽をより聴きやすく、身近に
・遠藤記代子の一筆エッセイ（60）：シベリウスヴァイオリン協奏曲
・柴田花音アメリカ留学記 My Practice Mind
・sources plays what?　7／加賀谷綾太郎「さぁ、音楽の話をしよう！」
・森武大和　ウィーンコントラバシスト演奏日誌（42）
・老舗弦楽器専門店の工房から・4　　ヴァイオリン名工の系譜「ナポリ派」

◆室内楽

Cafe du 室内楽：タレイア・クァルテット
室内楽+　第51回木曽音楽祭レポート

◆NEWS　◆読者の広場　◆プレゼント

巻末楽譜

◎船橋榮吉：《牧場の朝》　弦楽四重奏版
◎F・メンデルスゾーン：《無言歌》（遺作）チェロ+ピアノ版［特集連動］
◎倉田高：《日本人形の踊り》（チェロ独奏）［特集連動］
◎F・M・ヴェラチーニ：《ラルゴ》（チェロ独奏）［特集連動］

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［お知らせ］

株式会社せきれい社は、2025年10月22日に移転しました。新住所・電話番号等必要な方は、弊社ウェブをご参照ください。

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