今号の特集は、「左手力(ひだりてりょく)をつける」です。
右手の動きも大事だけれど、左手をしっかりと作ること、
これも音を作るうえで避けて通れない要素です。
今回はヴァイオリンの深山さん、
チェロの金木さんが実践的なアドバイス。
ポジション移動、フィンガリングを研究します。
もう一つの特集は「ピラストロ弦のすべて」第2弾です。
前回のヴァイオリン弦に続いて、ヴィオラ、チェロ弦です。
定番商品から新製品まで並びました。
轡田さんと奥田さんによる新連載にも注目ください。
前号から5曲に増えた、楽譜ページは「秋」物のメドレー、
ゲゲゲの鬼太郎 など楽しい作品がならびました。
是非、書店・楽譜店でご覧ください。
ヴァイオリン編 深山尚久
「左手のテクニックを磨きたい」と思っても、実際問題、何をどこから手をつけていいものか、わからない人も多いはず。そこでこの章では、ヴァイオリニスト深山尚久を講師に招き、練習前のウォーミングアップから、基本フォームの確認、スケールによる実践練習、フィンガリングを決める際の考え方など、左手力をつける上で欠かせないポイントについて順を追って紹介していく。
チェロ編 金木博幸
ヴァイオリンと同じく、チェロも基本の姿勢やフォーム、指のおさえ方などを見直すことで、自由自在に左手を操る「左手力」をつけることができる。ここでは、各国の奏者に学んだ経験を持ち、数多くのアマチュア・チェリストも指導しているチェリスト金木博幸が、左手のポイントを指南する。
オーケストラの名曲を演奏するコツを、東京都交響楽団コンサートマスターの山本友重が解説。
第10回目はドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調
多彩な活動を展開するヴァイオリニスト、中西俊博の魅力に迫る連載第13回目。今回は、リズム 基本編!
ヴァイオリンを学ぶ大人の初心者を、豊富な指導経験を持つ柴香苗が誌上レッスンでバックアップする好評シリーズがバージョンアップ!。その第2回目はヴィブラート
奏者と一心同体ともいえる楽器。その大切な相棒が納まるケースの中は、奏者たちのいわばプライベート空間だ。この連載では、楽器とケースを紹介し、奏者たちの素顔に迫る。
今回はヴァイオリニスト、漆原啓子
●須田祥子
●ヴィオラスペース2010
●松実健太のアンサンブル講座 ワンポイントレッスン
●長谷川陽子
●セルゲイ・アントノフ
●新連載;長谷部一郎のチェロの眼
●岡本哲史
●池松宏のニュージーランド通信
●グスタフのBASSモノCDぶらり旅
●Bass Q?→A! HYPER 弓付けの極意その7他
●平野昭 弦楽四重奏の歴史
●クァルテットちょっといい話
●室内楽Topics
●コンマスのお仕事 東京交響楽団、山形交響楽団・高木和弘
●絵画の中の弦楽器 パラメデス「集会の場景」
●弦楽器工房を訪ねて 凪島バイオリン
●熱血! アマチュアオーケストラ 調布シニアアンサンブル「花音」
●新連載 奥田佳道のアマオケバンザイ
●アマチュア特捜部
●スズキ・メソードの小径
●JASTA TODAY
●News
●READER'S ROOM
●読者プレゼント
●アマチュアオーケストラ公演情報
●Topics
第53回 2010弦楽器フェア
関西弦楽器製作者協会 第2回展示会
◎「いつか王子様が」
F.チャーチル/作曲
松原幸広/編曲
ヴァイオリン+ヴィオラ版
◎「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌
いずみたく/作曲
松原幸広/編曲
ピアノトリオ版
◎「交響曲第8番」から第3楽章
A.ドヴォルザーク/作曲
松原幸広/編曲
弦楽四重奏版
◎「日本の秋のメロディ」
海沼實、南能衛、中山晋平、
H.R.ビショップ/作曲
松原幸広/編曲
弦楽合奏版
◎「椿姫」第1幕への前奏曲
G. ヴェルディ/作曲
松原幸広/編曲
ヴィオラ六重奏版