vol.46 2012年5月2日発売
サラサーテ46号 発売しました!
寒い冬が過ぎて春たけなわ、
になってきました。
とてもいい季節です。
新学期や新年度、
これを機会に何かを始めてみよう、
という人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために
「ヴァイオリンを始めよう!!」
という特集を企画しました。
新しく始めたい、
昔やっていたけれどもまた始めたい、
という方々にぴったりの特集です。
もちろん、ベテランの方にも
ヒントになるような
記事もあります。
ほかの2つの特集は、
海外取材を敢行しました。
第1弾は
「フランクフルト ムジークメッセ2012」
弦楽器を中心に
各出展者・来場者・面白いもの……を
紹介してまいります。
特集に限らず、
メッセ取材で見つけたものを
各アーティクルでも紹介しています。
第2弾は
「プロヴァンスへの旅 弦の老舗 サバレス」
フランスの弦メーカーの
サバレス社は今回初の取材です。
美しいプラヴァンスの
田園地帯で作られている弦。
作っている人の話なども掲載、本誌ならではの切り口で
豊富な写真とともにリポートします。
インタビューでは、ベテランのヴィオリスト・今井信子、ヴィオラスペースと東京国際ヴィオラコンクールへの思いを語ります。
ベテラン奏者によるジャパン・ストリング・クワルテットのメンバー4人にも「これから」をききました。
篠崎“MARO”史紀の話も是非ご一読を。
ほかに、セルゲイ・ハチャトリャン、奥村 愛、小林美樹など注目の実力派ヴァイオリニストのインタビューも充実しています。
「ストラディヴァリウス」は、ヴァイオリンの「1727ホルロイド」、この楽器を弾いているコウ・ガブリエル・カメダの話もどうぞ。
演奏ノウハウについて、ヴァイオリンの柏木真樹と遠藤記代子の連載がいよいよ佳境に入りました。
4回目の「ヴィオラをはじめよう!!」は、弦楽四重奏でのヴィオラの役目を解説しています。
ニューヨーク・フィルのアーカイブは、バースタインによるブラームス交響曲第1番を取り上げます。
バーンスタイン、壮年期の解釈をひも解きます。
楽譜ページは、今号も5曲。
元気が出る曲!、は
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の音楽から「民衆の歌」(弦楽合奏版)
ドラマ「カーネーション」からテーマソング(ヴァイオリン2本+チェロ版)の2曲です。
特集関連企画で、アイルランド民謡の「ダニーボーイ」(ヴァイオリンの二重奏版)、やさしく仕上げました。
ヴァイオリン二重奏版は、ネッケの「クシコスポスト」、運動会でよくかかる、あの曲です。
過日、惜しくも亡くなったホイットニー・ヒューストンの『All at once」(弦楽四重奏版)で歌姫をしのんでください。
抽選で当たるプレゼントは豪華です!カーボン弓とサバレス社のコレルリ弦を用意しました。
是非、書店・楽譜店でご覧ください。
特集「ヴァイオリンを始めよう!!」 自分に合った学び方
今回の特集は、「ヴァイオリンを始めよう!!」。
春に相応しく、ヴァイオリンを始めよう、という企画です。
- 新しい季節です。新年度もスタートし、何か新しいことを始めたい、と思った時に、思い切ってヴァイオリンを手にとってみませんか?
- 楽器を始めるのに遅すぎるということはありません。でも中には、経験はあるものの、何か事情があって挫折しそのままになってしまっていた方もいるかもしれませんね。
- 楽器を演奏することは、人生に新しい喜びをもたらしてくれます。音楽はある時は友となり、ある時は刺激をくれるでしょう。自分で演奏できたら、素敵だと思いませんか。
- せっかく始めるなら、長く続けていきたいもの。そのためには【自分に合った学び方】を見つけたいものです。
- そのノウハウを、Part1から順にご紹介しましょう。ヴァイオリンだけでなく、他の弦楽器を始めたい方も、是非参考にしてみてください。
- 本誌おなじみの、柴香苗、田中謙一郎らが指南、また60歳からヴァイオリンを始めた、医学者の石川隆俊さんが師であるヴァイオリニストの大谷康子と、自らの体験を踏まえて対談をします。各音楽教室の特徴も紹介します。
特集「フランクフルト ムジークメッセ2012」
さて、もう一つの特集は、「フランクフルト ムジークメッセ2012」です。
- 編集部では、久しぶりに音楽の祭典を徹底取材。
- 世界一の規模を誇る展示会での弦楽器の姿を紹介します。
- 今年は、どんな出会いがあったでしょうか。お楽しみに。
特集「プロヴァンスへの旅 弦の老舗 サバレス」
特集の三つ目は「プロヴァンスへの旅 弦の老舗 サバレス」。
- コレルリ弦で有名なフランスのメーカー、サバレス社を訪問しました。
- 同社の弦楽器系の弦を作っている工場に突撃。
- 風光明媚なプロヴァンスでは、どのように弦を作っているのでしょうか?
- 弦の工場に取材カメラが入ることは普通は難しいのですが、今回は同社の特別協力で実現しました。
Artist Close-Up 5 「師弟対談 徳永二男&三浦文彰」
- Artist Close-Upの第5弾は、ヴァイオリニストの徳永二男と三浦文彰の師弟対談です。
- お互いに尊敬し合っている師弟の姿をご紹介します。天才はどう生まれるのか、とても良い心温まる話が満載です。
◎トピックス
ギトリス90歳記念コンサート
3月31日は「オーケストラの日」
流山の子ども達、クレモナへ
Concert Report・by "Sarasate"
◎復興、日本&東北
日本国内外のactivityを紹介
◎連載
〈好評連載〉
2011年から始まった新企画、好評をいただいております。
●ニューヨーク・フィル アーカイヴを読む!
●基礎からのヴァイオリン習得術「音程」(5)
●探訪! ストラディヴァリウスの遺産 1727ホルロイド
●遠藤記代子のかっこいい! ヴァイオリン・ベーシックスタディ−6
●「ヴィオラを始めよう!!」(4)
cafe du 室内楽
●シューマン弦楽四重奏団
ヴィオラ缶
●サミュエル・ローズ インタビュー
倶楽部チェロ
●ピアティゴルスキー国際チェロフェスティバル from U.S.A.
●黒川正三のチェリストのための基礎講座
低音ジャーナル
●ネットで生まれたアンサンブル活動
●アニマル・ヘッドのコントラバス
●グスタフのBASSモノCDぶらり旅/
●Bass Q?→A! HYPER 弓づけの極意
ムソルグスキー=ラヴェル組曲「展覧会の絵」
〜サミュエル・ゴールドベルクとシュミレ
連載エッセイ
川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」
●弦楽器工房を訪ねて
●スズキ・メソードの小径
●JASTA TODAY
●News
●READER'S ROOM
●読者プレゼント
●アマチュアオーケストラ公演情報
●Topics
巻末楽譜
◎『レ・ミゼラブル』から「民衆の歌」
C.M.シェーンベルグ/作曲
松原幸広/編曲
弦楽合奏版
◎「カーネーション」
椎名林檎/作曲
松原幸広/編曲
ヴァイオリン2本+チェロ版
◎「ダニーボーイ」
アイルランド民謡
松原幸広/編曲
ヴァイオリン二重奏版
◎「All at once」
M.マッサー/作曲
松原幸広/編曲
弦楽四重奏版
◎「クシコスポスト」
H.ネッケ/作曲
松原幸広/編曲
ヴァイオリン二重奏版
vol.47(2012年7月2日発売) |
2012年 |
vol.45(2012年3月2日発売) |