【vol.67】 2015年11月2日発売
弦楽器マガジン「サラサーテ」67号、発売しました!
今月はアントニオ・ストラディヴァリの故郷クレモナを訪ねました。
9月25日〜27日に開催された世界最大の弦楽器の見本市「モンドムジカ」の様子をレポートします。同時期に国際弦楽器製作コンクール「トリエンナーレ」も行われました。
“クレモナ”の名前が冠されたストラディヴァリウス“クレモネーゼ”。それが展示されている「ヴァイオリン博物館」は、2013年に最新の設備を伴ってオープン。かつての市立博物館などに分散して展示してあったコレクションをひとつに集約し、最新の博物館になりました。新しいクレモナ観光の目玉です。
ストラディヴァリウスに代表される“オールドバイオリン”と対照されるコンテンポラリーの“モダンヴァイオリン”の世界。現在、クレモナで活躍している弦楽器製作者たちは、日々新しいヴァイオリンを生み出し続けているのです。そんな彼らの日常と製作哲学をじっくり取材してみました。
今月はアントニオ・ストラディヴァリの故郷クレモナを訪ねました。
9月25日〜27日に開催された世界最大の弦楽器の見本市「モンドムジカ」の様子をレポートします。同時期に国際弦楽器製作コンクール「トリエンナーレ」も行われました。
“クレモナ”の名前が冠されたストラディヴァリウス“クレモネーゼ”。それが展示されている「ヴァイオリン博物館」は、2013年に最新の設備を伴ってオープン。かつての市立博物館などに分散して展示してあったコレクションをひとつに集約し、最新の博物館になりました。新しいクレモナ観光の目玉です。
ストラディヴァリウスに代表される“オールドバイオリン”と対照されるコンテンポラリーの“モダンヴァイオリン”の世界。現在、クレモナで活躍している弦楽器製作者たちは、日々新しいヴァイオリンを生み出し続けているのです。そんな彼らの日常と製作哲学をじっくり取材してみました。
【特集】「ストラディヴァリウスの故郷〜弦楽器の聖地クレモナを探訪する」
また日本でもおなじみのビッソロッティー、モラッシー、スクロラヴェッツァらイタリア・コンテンポラリーの巨匠たちを直接インタビュー。その考え方や「イタリアの弦楽器の伝統」について語ります。
ほかにも「トリエンナーレ」「モンドムジカ」のレポートなど、イタリアと弦楽器に彩られた記事です。
ほかにも「トリエンナーレ」「モンドムジカ」のレポートなど、イタリアと弦楽器に彩られた記事です。
巻頭カラー「Close-up」指揮者・広上淳一
彼はどのように、長年“鳴かず飛ばず”といわれた京都市交響楽団を躍進させたのか?
1984年に「キリル・コンドラシン国際指揮者コンクール」で世に出た広上の指揮者人生をたどり、それが京都で花開くまでの道筋を追いました。今や指揮者として、最も充実した日々を迎えている広上の人生哲学に肉薄しました。
【特集】「弦楽器を弾くための身体の使い方」
“楽器を構える”のはひとつの運動です。
ですがヴァイオリンを持つことは、不自然であり、身体に負担がかかるのです。
何より良い音を出すために、また身体を痛めてしまわないように、どうヴァイオリンと付き合ったらよいのかを伝授します。
本誌連載陣の、柏木真樹、遠藤記代子、志村寿一が、それぞれのノウハウから、ヴァイオリンを弾くための姿勢、身体を痛めないための体操、身体と楽器を調和させる考え方を解き明かします。
ですがヴァイオリンを持つことは、不自然であり、身体に負担がかかるのです。
何より良い音を出すために、また身体を痛めてしまわないように、どうヴァイオリンと付き合ったらよいのかを伝授します。
本誌連載陣の、柏木真樹、遠藤記代子、志村寿一が、それぞれのノウハウから、ヴァイオリンを弾くための姿勢、身体を痛めないための体操、身体と楽器を調和させる考え方を解き明かします。
アーティストインタビュー
今号も強力ラインアップです。
2枚目になる協奏曲CDをリリースした若手のホープ中のホープ、三浦文彰。
30代を迎え、ママさんヴァイオリニストになって、ますます充実した活躍を展開している松田理奈。
日本の女性ヴァイオリニストとしては大柄で、大器の呼び声も高い小林美樹(16)も新CDをリリースしました。
さらに武満徹作曲賞の審査のために来日してフィンランドの女流現代作曲家カイヤ・サーリアホ。
2015年度東燃ゼネラル音楽賞を受賞した寺神戸亮にも話を聞きました。同音楽賞の贈呈式の模様と共にお届けいたします。
2枚目になる協奏曲CDをリリースした若手のホープ中のホープ、三浦文彰。
30代を迎え、ママさんヴァイオリニストになって、ますます充実した活躍を展開している松田理奈。
日本の女性ヴァイオリニストとしては大柄で、大器の呼び声も高い小林美樹(16)も新CDをリリースしました。
さらに武満徹作曲賞の審査のために来日してフィンランドの女流現代作曲家カイヤ・サーリアホ。
2015年度東燃ゼネラル音楽賞を受賞した寺神戸亮にも話を聞きました。同音楽賞の贈呈式の模様と共にお届けいたします。
連載[ニューヨーク・フィル アーカイブを読む]
レナード・バーンスタインが、晩年、ウィーン・フィルと録音したハイドンの交響曲第88番です。彼の独特のハイドンに迫る。
音楽の才人
宮川彬良の歌劇《ブラック・ジャック》が浜松で世界初演されました。
知らぬ人のいない、故手塚治虫の人気マンガは果たしてどんなオペラになったのでしょうか?
知らぬ人のいない、故手塚治虫の人気マンガは果たしてどんなオペラになったのでしょうか?
今年も盛況でした「仙台クラシックフェスティバル2015」
通称“せんくら”! サラサーテ編集部がセレクトして選り抜きのコンサートをレポートしています。
今号から新連載!
人気のヴァイオリン指導者、遠藤記代子が、得意のイラストで綴る「一筆エッセイ」。
第1回は「チャイコフスキー ヴァイオリン・コンチェルト」です。
第1回は「チャイコフスキー ヴァイオリン・コンチェルト」です。
好評連載企画
●柏木真樹の好評連載
新チャプター「スキルを上げる 一歩進んだ 身体の使い方」の第4回。「右手と左手を一致させる」方法を伝授します。
●「倶楽部チェロ」
宮崎国際音楽祭を訪れ、取材しました。ピンカス・ズーカーマンの令夫人、アマンダ・フォーサイス。
●「黒川正三のチェリストのための基礎講座」では、「良い音を出すための右手の使い方」を伝授します。
●「Cafe du 室内楽」の「クァルテットの極意」には、ディノカルテットが登場。変幻自在、だが正統派という彼らの目指すところについて語りました。
●「室内楽プラス」には、オリジナル楽器によるピアノ五重奏曲を演奏するために結成されたデンハーグピアノ五重奏団が登場です。
●「低音ジャーナル」は同団角谷朋紀が18世紀ウィーンのコントラバス蘇生について語りました。
●「ヴァイオリンCD館」には、“お菓子にまつわる”曲をCD録音した大谷康子にお話しをうかがいました。
新チャプター「スキルを上げる 一歩進んだ 身体の使い方」の第4回。「右手と左手を一致させる」方法を伝授します。
●「倶楽部チェロ」
宮崎国際音楽祭を訪れ、取材しました。ピンカス・ズーカーマンの令夫人、アマンダ・フォーサイス。
●「黒川正三のチェリストのための基礎講座」では、「良い音を出すための右手の使い方」を伝授します。
●「Cafe du 室内楽」の「クァルテットの極意」には、ディノカルテットが登場。変幻自在、だが正統派という彼らの目指すところについて語りました。
●「室内楽プラス」には、オリジナル楽器によるピアノ五重奏曲を演奏するために結成されたデンハーグピアノ五重奏団が登場です。
●「低音ジャーナル」は同団角谷朋紀が18世紀ウィーンのコントラバス蘇生について語りました。
●「ヴァイオリンCD館」には、“お菓子にまつわる”曲をCD録音した大谷康子にお話しをうかがいました。
巻末楽譜
おなじみのイタリアの名曲「フニクリ・フニクラ」をヴァイオリン+ヴィオラ版で。
再びピアノの詩人ショパンの編曲、ノクターン作品9-2は弦楽三重奏版です。
再びピアノの詩人ショパンの編曲、ノクターン作品9-2は弦楽三重奏版です。
読者プレゼント
今号も充実したプレゼントを用意しました。
★★『サラサーテ』67号、是非、書店・楽譜店でご覧ください。★★
★★『サラサーテ』67号、是非、書店・楽譜店でご覧ください。★★
vol.68(2015年12月29日発売) |
2015年 |
vol.66(2015年9月2日発売) |